先日桶川にある「本田エアポート」に行ったときのこと。
ニッポンに唯一ある飛行船「Zeppelin NT」がたまたま係留されていました。
遠くから見えるその巨体を目指して、未舗装の河川敷を車で走り近くまで行くことができました。
(おかげでたくさんの水たまりの水しぶきで、車はドロドロになりました)
飛行している姿は過去のブログでも紹介していますが、よく見かけているのですが、飛行しないでいる姿は初めてであるとともに、間近で見る飛行船はとにかくどでかい。
長さもさることながら、高さもかなり高く感じます。
それに引き換え、コックピットと乗船スペースは本当に小さく、その部分に付いてはちょっと拍子抜けした感じです。
ツェッペリンNT(Zeppelin NT)は、1990年代にドイツのツェッペリン・ルフトシフ・テヒニーク社によって開発された飛行船です。
ツェッペリンと言えば第一次世界大戦当時にドイツがつくった大型飛行船で大惨事を起こしたヒンデンブルグ号を思い出しますが。
当時の飛行船製造の技術に最新の技術を使って出来上がったのがZeppelin NTだそうです。
現在は3機製造されているらしいのですが、日本にあるのは2番機のボーテンゼーという機体だそうです。
全長75m、乗員2名、乗客12名、巡航速度80km/h、最大航続距離900kmの性能で、広告宣伝・航空撮影・地質調査・測量・遊覧飛行などの事業を行っているそうです。