「ひやおろし」をご存知でしょうか?
日本酒の種類のひとつで秋に出荷されるその年に出来たお酒です。
新酒として春に出来上がったお酒に一旦火入れしてまた熟成させて秋に瓶詰めにした物です。
一夏の間に熟成されて、味や香り旨味が増すと言われています。
実は池袋の東武百貨店で面白い催しを開催しています。
「全量純米蔵を目指す会」と言う蔵元が11蔵集まって、同じ米を使い同じ製法で作った「ひやおろし」を一堂に集めて試飲会を開催しています。
早速行ってみる事にしました。
会場は酒売場の一角でひっそりと行われていました。
販売している方は蔵元の方の様で、諏訪泉と言う蔵元の法被を着ていました。
いろいろとお酒の説明を受けて、鳥取の「諏訪泉」と埼玉の「神亀」の2銘柄のひやおろしを購入しました。
お話を伺うと「諏訪泉」の蔵元は、「夏子の酒」と言う漫画(和久井映見主演でドラマ化された)の舞台になった蔵元でした。
自宅に帰り早々に味わいましたが、どちらもフルーティな香りと深い旨味のあるお酒でした。
どちらかと言えば「神亀」の方がさらりとしていて飲みやすい印象を受けました。